「マリーゴールド」といば、日本では花壇で良く見られることが多いのではないでしょうか。
オレンジや黄色で、明るく元気な印象を持つマリーゴールドですが、実は花言葉は悲しいものが多かったんです。
そもそも花言葉というのは、伝説・神話・風習からきているものが多く、その地域の文化や当時の状況を現しているともいえます。
それぞれの花に意味を持たせるため(言い方が悪いようですが)人々が取って付けた言葉でもあります。だけど、花言葉が気になるのも事実…
この記事では「マリーゴールド 」の花言葉についてご紹介します。
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マリーゴールドは「聖母マリアの黄金の花」とも呼ばれていて、春から冬にかけて年に5〜10回ある聖母マリアの祝日に咲いていたことからその名が付けられたと言われています。
英語表記(Marigold)とも言います。
マリーゴールドの花言葉は「嫉妬」「絶望」「悲しみ」悲しい花言葉が有名です。
他にも「変わらぬ愛」「一途な愛」という花言葉もありますが、どちらも女性の心の裏表を表しています。
由来は、ギリシャ神話から来ていて、恋人のいる男性を好きになってしまった女性が嫉妬心から亡くなってしまい。
マリーゴールド の花になって生まれ変わったと言われているのです。
その他に、「生命の輝き」 という花言葉もあります。
和名を万寿菊、千寿菊といい寿命が長いことを意味しています。
そのため、敬老の日に送られる花としても有名です。
祖父母に「いつまでも元気でいてね。」と伝えるにはピッタリの花です。
黄:健康
橙:真心
といった花言葉もあります。
黄色は、キリストでは裏切りという意味の色でもあり、黄色い花言葉に多い不吉な意味はここから来ていることが多いです。
日本で見られるマリーゴールドは大きく分けて2種類あります。
アフリカンマリーゴールド
「逆境を乗り越えて生きる」
フレンチマリーゴールド
「いつも側に置いて」
▼アフリカンマリーゴールド
大ぶりで存在を主張する花びらの数、こちらがアフリカンマリーゴールド と呼ばれています。
▼フレンチマリーゴールド
全体的に小ぶりなのが特徴です。園芸品種の元になっているため、花壇で見かけるのはこちらのマリーゴールド が主流です。
暑さに強く、寒さに弱い 一年草です。
先ほどもお伝えしましたが、大きく分けて2種類に分かれます。
「アフリカンマリーゴールド 」
日本に初めに入ってきたマリーゴールドです。
メキシコからヨーロッパへ渡り、アフリカへ渡ったのち逆輸入された品種とされています。
「フレンチマリーゴールド 」
フランス王室の庭で育てられていた後、ヨーロッパに広がったことからこう呼ばれています。
いずれも、マリーゴールドはメキシコが原産国と言われています。
マリーゴールドには「コンパニオンプランツ」と呼ばれていて、虫を寄せ付けない効果があります。
ネグサレセンチュウという害虫に、マリーゴールドの根から分泌する成分が毒性をもたらし、害虫予防効果があるのです。
根菜との相性がいいと言われていますが、根菜だけではなく野菜との相性がいいので野菜の近くに植えると農薬の量を減らすこともできます。
メキシコの伝統行事で「死者の日」と呼ばれる行事が毎年10月31日〜11月2日にかけて行われます。
「一年に一度、死者や祖先が帰って来るのをにぎやかに出迎えるための行事」
日本でいうとお盆のようなものでしょうか。
マリーゴールドの花には「死者の世界から、死者を祭壇まで呼んでくれる」 という言い伝えがあります。
メキシコシティでは壮大なパレードが行われ、アメリカのハロウィンと同じように思われてしまいますが、趣旨が全く違います。
「収穫を祝う」ハロウィンに対して、メキシコの死者の日 は「死者や先祖を賑やかに迎える」のです。
似ていて全く異なる行事です。
マリーゴールドは園芸種でもあるので、日本国内で広く楽しまれているのも特徴の一つです。
比較的長く咲き続けること。
害虫効果があること。
健康という花言葉もあることから、万能活躍することができます。
花を知ることで、生活に彩りが加わり少し豊かになったような気持ちもあります。
花時間で満たされる時を過ごしてみて下さい。
最後まで読んで頂きまして、ありがとうございます。
北海道出身のあやです。
広大な大地で、のびのびと育ちました!よく笑います。
心地よく生きるをモットーに、大切な人を大切にできる自分でいたい。
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