おせち料理の意味って?期限や歴史を知って新年を迎えよう

記事更新日: 2020/08/31

ライター: あや

おせち料理といえば=お正月に食べる豪華なお弁当箱

私はそんな印象を持っていました。

実は、中国が起源と言われているおせち料理。

中国では季節の節目を祝う「節」という文化がありました、弥生時代に中国から稲作が伝わり狩猟から農耕の生活へと切り替わっていきます。

収穫の感謝を神様に伝える風習が生まれ、それが奈良時代の宮中行事として正式に行われるようにました。

江戸時代に五節句が祝日として決められ庶民の間にも、節目を祝う風習が広まり、日本独自のおせち文化の形になったのです。

皆さんのご家庭では、お正月におせち料理を食べますでしょうか。

  • 家庭でおせち料理をこしらえる。
  • 通販やデパートでおせちの重箱を予約する。
  • オードブルを食べる。
  • 年越しそばだけ。

ご家庭によって様々なお正月の過ごし方があります。

この記事では、おせちの起源や意味について紹介しています。

おせち料理の歴史

弥生時代

もともとは、中国で季節の節に収穫を喜び、神様に感謝する風習がありました。

弥生時代に中国から稲作が伝わり、これまで狩猟をしていたのが農耕へと移って行きます。

この頃から収穫を感謝し神に供える風習はありましたが、人々に節の行事として定着したのは奈良時代と言われています。

奈良時代

宮中にて、節の儀式「節会(せちえ)」が行われるようになったと言われています。

これは、中国の唐の時代に暦法で定められた節目「五節句」で、邪気を払い、不老長寿を願う日でもありました。

この際に振舞われていた料理を「御節供(おせちく)」と呼んでいたそうです。

江戸時代

五節供が幕府により祝日と定められ公式行事となり庶民の間にも広まりました。

「御節供」も庶民の間に広まり、豪華な料理が振舞われる風習となって行きました。

その中でも、新年を迎える最も大事な日「お正月」の御節供が正月料理として定着し、海の幸や山の幸が御節供に加わって行ったのです。

江戸時代後期では、料理ひとつひとつに意味が込められ1年の願掛けを意味しています。徐々に現代の「おせち料理」の形となったのもこの辺りからと言われています。

日本高度経済成長期

「お正月に食べる豪華なお弁当箱」

おせち料理が百貨店や料亭で販売されるようになった昭和初期の頃、雑誌で紹介されるようになり日本高度経済成長も後押しし、どんどん豪華になって行きます。

この頃から、おせち料理は「作る<買う」に定着して行きました。

おせち料理の意味

「神様に捧げる供物」

おせち料理を遡ると、そんな意味があります。神様への感謝を表すものということですね。

その節々で収穫できた自然の恵みを神に捧げ、感謝し、食べていたのです。それが今のおせちの起源という訳なんですが、当時はご飯を高く盛っていただけという説もあります。

江戸時代以降、新年を迎える最も大事な日「お正月」に豪華な料理が振舞われるようになり、重箱に海の幸や山の幸を詰め込んでいます。

実はその品ひとつひとつには意味がありました。

重箱

重箱にも意味があって「めでたいが重なる・幸せが重なる」という意味があります。

そして、段ひとつひとつに実はルールがあり、お重の段数は本来五段を主流していました。

◎五段の場合

一の重:「祝い肴(ざかな)」
二の重:「口取り」
三の重:「焼き物」(海の幸)
与の重:「煮物」(山の幸)
五の重:「控え」

五の重の「控え」は神様からの福を詰める場所として空っぽにしておきます。

現代のおせちでは、3重であることが多く、その場合にはこのような詰め方になります。

◎三段の場合の配置

一の重:「祝い肴」「口取り」
二の重:「焼き物」「酢の物」
三の重:「煮物」

各料理の意味

実は、その品の一つ一つに大切な意味がありました。

◎一の重に詰まっている品

黒豆:マメに働き健康でありますように。
※黒には魔除けの意味もあります。
田作り:今年も豊作でありますように。
栗きんとん:金運・財産に恵まれ商売繁盛しますように。
昆布巻き:よろこんぶ。の語呂合わせ一家の発展を願う。
数の子:子宝に恵まれる。子孫繁栄を願う。
かまぼこ:新しい門出を祝う。
伊達巻:学問や習い事の成就を願う。

◎二の重に詰まっている品

海老:腰が曲がるまで長生きするように。
ぶり:稚魚から名前が変わる出世魚。出世を願う。
:めでたい。代表的な祝い魚。
紅白なます:平和を願う縁起物。

◎三の重に詰まっている品

レンコン:将来を見渡せるように。
里芋:子宝に恵まれる。子孫繁栄を願う。
ごぼう:代々続くようにと願う。
くわい:芽出たい。出世を願う。

大事な絵や文書(手紙)は巻物してあることが多く、おせち料理には巻いたものが多くあるのもそのためだそう。

関東と関西で違う「祝い肴3種」

昔から、祝い肴3種があれば立派な正月を迎えられると言われていますが、関東と関西では3種の品が違います。

関東
「田作り」「数の子」「黒豆」

関西
「たたきごぼう」「数の子」「黒豆」

関東と関西の違いは「田作り」「たたきごぼう」です。

関東「田作り」

地域によっては「ごまめ」と呼ばれており、五万米の文字から”ごまめ”と呼ばれるようになったと言われています。

イワシの稚魚を甘辛く煮込んだもので、古くはイワシを肥料として使っていたことから豊作を願う意味があります。

関西「たたきごぼう」

たたきごぼうの有名な意味としては、たたいて開くことから「開運」商売繁盛の意味が込められています。

他に、ごぼうは長く地に根をはる食材で「家が根付き安定する」という意味が込められています。

また、薬としても使われていたことから無病息災の意味も込められています。

いつ食べるもの?

古くからの習わしでは「三が日」と言われており、お正月に食べ始め、2日目、3日目とその残りを食べるのです。

そのため、おせち料理には日持ちのする品が多いのです。

それは、お正月に台所を使うことで火の神の機嫌を損ねるという言い伝えから来ています。

女性を休ませる

その他にもおせち料理には、普段台所に立つ女性たちを休ませるという意味もあります。

「神様と女性への配慮の気持ち。」

平安時代は、女性が強い時代だったということも関係しているという言い伝えもあります。

おせち料理を購入するなら…

「火の神の機嫌を損ねない」「女性を休ませる」という言い伝えのあるおせち料理ですが、大晦日に手作りで用意するご家庭や料理店や通販で購入して用意するご家庭など様々です。

その年の状況に合わせ、手作りを楽しむも良し。購入して大掃除や断捨離などの時間に費やすも良し。

近所の料理店や百貨店

年末に特集される百貨店などのデパートでは、おせち商戦繰り広げられます。

日本の高度経済成長に初めて販売されたとされている日本橋高島屋でのおせちの販売。

2020年8月現在では、まだ公表されていませんが2021年のおせちはどのような内容になるのでしょうか。

遠方の方は「高島屋オンラインショップ」をチェックしてみてください。

通販(今がお得)

毎年早いところで8月から販売が開始されます。8〜9月には早期割引を行なっているところも多く、おせち料理を購入しようと思っている方は、今のうちにチェックしておくのもいいですね。お得に購入することができます。

【博多久松】九州・博多の美味いもの

お試しおせちが500円!試せるって嬉しいです。

紀文オンラインショップ

子供も喜ぶディズニーとキティのおせち。糖質オフおせちもあります。

【匠本舗】<料亭おせち>

全国の料亭のおせちを選ぶことができます。(2020年9月30日まで早期割引中)

オイシックス/おせちご予約開始

素材にこだわったおせち。オイシックス会員でなくても購入可能です。
2020年11月末までキャンセル出来るのも嬉しい。

コロナで離れた年越しに

昨年では、ローソンの100円おせちが話題になりました。

帰省は自粛し、ひとりで過ごすお正月の過ごし方にコンビニで手軽におせちを楽しむのはいかがでしょう。

少しでも、お正月気分を味わうことができます。

日本の文化を楽しむ暮らし

日本独自の文化として発展したお節料理は、地域によって食べるタイミングや品も違うようです。

それぞれのお正月のひと時に、おせち料理の意味を知り1年の抱負を意識してみても良いですね。

健康、子宝、商売繁盛など1年の門出を祝う大切な日「お正月」をおせち料理でより華やかに豊かに迎える時間を楽しんでみて下さい。

この記事を書いたライター

あや

最後まで読んで頂きまして、ありがとうございます。

北海道出身のあやです。

広大な大地で、のびのびと育ちました!よく笑います。

心地よく生きるをモットーに、大切な人を大切にできる自分でいたい。

「素直にありのままに」情報をお伝えします!

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